今年度も多くの方々のご支援により、7月25日(水)から7月28日(土)までの4日間、JSA異文化交流プログラム・日本語イマージョンプログラムを開催する事が出来ました。以下にその報告をさせていただきます。
日本語スピーチコンテスト国際大会の後、海外高校生が土浦交流プログラムを終えて川崎に戻った7月25日の夕方より、川崎市青少年の家において国内の高校生がコンテスト出場者と寝起きを共にする異文化交流プログラムを開始しました。
今年度の異文化交流プログラムは、主に同施設にて活動を行いました。25日午後には国内参加者にオリエンテーションを行い、本プログラムの目的や概要を確認しました。海外高校生を迎えた後は、プログラム参加者が仲良くなることを目的としたゲームを交えながら、それぞれの自己紹介などを行いました。
26日は、この異文化交流プログラムのメインイベントのひとつである「文化比較プロジェクト」を行いました。例年このプロジェクトでは、いくつかのテーマを与え、そのテーマの下で各国の参加者が自分の国の文化を紹介します。たとえば今年は「あいさつ」というテーマにおいて、それぞれの国ではどのような挨拶をするかを発表しあいました。一つの国の中でも様々な言語のあいさつがあり、皆たくさんの新しい発見をすることができました。この日の午後は都内観光に出かけて渋谷や浅草で買い物を楽しんだ後、皆でお台場の温泉施設を訪れ、浴衣をまとい、日本文化を体験しながら楽しい時間を過ごしました。
翌27日は前日の「文化比較プロジェクト」の続きとして各国の料理を比較した後、プロジェクトのさらなる発展として、「異文化に触れる」をテーマとしたグループごとの話し合いを行いました。様々な文化の違いや、それを理解していくことの大切さを皆積極的に発言し、有意義な話し合いができました。午後には同施設のプレイホールでスポーツ大会を行い、バトミントン、ドッジボール、長縄の白熱した試合が繰り広げられました。夕食後はキャンプファイアーと花火を行いました。グループごとの歌の発表や、カンボジアの鬼ごっこのようなゲームなどをして皆盛り上がり、異文化交流プログラム最後の夜の素敵な思い出を作ることができました。
28日は、川崎市国際交流センターに移動してプログラムの続きを行いました。移動の途中カラオケに行き、日本の若者の文化を体験しました。海外の高校生が日本語を学び始めるきっかけとして、日本のポップスやアニメが挙げられることが多いですが、カラオケではそれを裏付けるように、皆国内高校生と一緒に流暢な日本語で歌っていました。また、英語や韓国語などの歌も歌うことで、改めて音楽にも国境がないことを感じました。午後は前日の「文化比較プロジェクト」の成果をグループごとに発表しました。3日間のこのプロジェクトは、参加者にとって、いろいろな国のことを知ると同時に、自分の文化について、また異文化理解についてより深く学び、考えさせられる良い機会となりました。その後、これまでのプログラムを振り返る写真を用いたスクラップブックの作成をしました。また、プログラム全体を振り返って各々がこの事業に参加してどのような感想を持ったかを日本語で発表しあいました。フェアウェル・パーティーの開催後、参加者達がこの4日間で得た親友たちとの別れを涙ながらに惜しみあう中、本事業は無事に終了しました。
今回の事業成功の一因には、とりわけボランティアのスタッフとして運営面で活躍してくれた過去のコンテスト出場者や一般の方々の尽力がありました。
また、海外事務局の皆様や、国内のご協賛・ご協力を頂きました皆様に深い感謝の念を込めまして、ここにJSA異文化交流プログラムの報告をさせていただきます。


