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第17回JSAのご報告②~日本語イマージョンプログラム~

Ⅲ.日本語イマージョンプログラム
このプログラムは、日本語での運用能力を高めるための活動に加え、海外高校生と国内の青少年とが日本語を用いながら、現在社会の様々な問題を青少年の立場から学び、意見交換するプログラムです。
○川崎市立橘高校との交流(アイスブレイク)
コンテスト前日の21日の午前中は宿泊先の川崎市青少年の家の研修室を使って、川崎市立橘高ICC部の生徒さんと交流をはかりながらアイスブレイクを行いました。始めは海外の高校生も日本に来たばかりでまだ緊張をしていたり、他の高校生とも打ち解けていませんでしたがそこでフルーツバスケットやチーム対抗戦などのゲームをしたり、歓談したりと楽しい時間を過ごせました。川崎市立橘高校ICC部の生徒さんは、次の日に行われたスピーチコンテストにもボランティアとして参加して頂いたり、観覧しに来てくれていたので、海外高校生にとっては心強い応援団のような存在となったことでしょう。
○赤門会日本語学校での日本語ワークショップ
21日の午後からは、赤門会日本語学校にて日本語ワークショップを行いました。ここでは、日本語学校の先生方とチームになってゲームや買い物体験などをしたあとに、海外高校生1名につき1名の日本語の先生がそれぞれのスピーチの最終指導をして下さいました。海外高校生のコンテストへの不安も和らぎ、その日の夜は、お寿司体験を楽しんで帰りました。

川崎市立橘高校との交流 赤門会日本語学校での日本語ワークショップ
橘高校との交流(アイスブレイク) 赤門会日本語学校での日本語ワークショップ

○海外高校生と日本人高校生による国際サミット
26日には日本語イマージョンプログラムの中の大きな目玉であるサミットを行いました。立教女学院の先生にご協力頂き、立教女学院の生徒さんを中心に総勢40名近くの高校生が集い、そろぞれの意見を交わしました。
テーマは「理想の社会保障について考える」という少しハードルの高い議題ではありましたが、講師としてメットライフアリコ生命保険株式会社の田中亮平様をお呼びし、レクチャーや助言を頂きながら、それぞれの国の社会保障を知ったり、自国の今後を考えたりと、とても貴重な時間になったことと思います。

川崎市立橘高校との交流 赤門会日本語学校での日本語ワークショップ
各国代表の発表の時間 サミット集合写真